2004年6月8日金星の太陽面経過

今回のこの現象は、122年ぶりのことである。前回は、1882年12月に起きている。1サロスは、243年。パターンは、4つあり、太陽の上を北にした場合、上部を右下に経過するパターン。これは、次回8年後の2012年6月6日に起こる。今回は、南側を西から東へ右下がりに経過する。その次は、上部を西から東へ右上がりに経過2117年12月11日に起こり、その8年後2125年12月8日から9日にかけ、下部を西から東へと右上がりに経過するものである。従って、1882年の経過は、このサロスに当たる。今回の第一接触は、14時11分。第二接触14時30分。第三接触19時59分。第四接触20時19分(JST)でUTは、-9時間。参考文献天文年間2004年

観測場所：中台バス停の裏空き地　35ﾟ14'58" N 139ﾟ42'25" E
観測機材：ビクセンFL102S、高橋EM-1、1/10000倍アルミフィルター、OM-1、ASA100

前半は、ピンボケです。ブラック・ドロップも。後半は、金星の大気が確認できると思います。